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スマホの未来

テクノロジーは資本が集まることで高度化が進むから、スマートフォンは生き残るだろうという視点がある一方、あらゆるものは分散と集約を繰り返すことで進化してきた事を考えるとスマートフォンという形態は一時的な形であるとも言える。大きな流れとしては後者なのでしょうが、問題はどのくらいの期間スマートフォンが今の形状で存在するのかという事。iPadは優れていたものの、それほど生活に浸透した印象はない。スマートフォンという持ち運びに便利で、隙間時間で遊べて、いつでも他人と繋がり、新しい情報をすぐに手に入れられる1つのデバイス。この強さは半端ない。

 

テクノロジーは世界観を変える力を持っているけれども、それはちょうど人間の欲望と噛み合った時だけ発揮される。これから先は「個」が際立つ時代に入る。ゆるやかな世界から凛々しい世界へ。世界中でポピュリズムが台頭してきているのは、融和政策からの反発であり、この流れの一環と見ることができる。力強いメッセージを発信する仕組みが必要とされるのは間違いない。その意味だと、デジタルの世界においても、アナログ感、リアル感が人々をひきつけそうだ。Go Proはまさにその流れに上手く乗っている。

 

パソコンもスマホも入出力装置に制限されている。早いところそのハードウェアの制限から解放されて欲しい。問題はいつそうなるかなんですが、そちらはテクノロジーの問題。人々の欲求で満ち足りていないもの。「特別でありたい」ですかね。

クリスマス・イブ

クリスマス・イブ、22:40。

 世間では多くの男性諸君がベットの上でアウトプット出してる所でありましょうが、私はこの広大で未完成の不思議なシステムであるネットの海に向かってアウトプットを試みております。この小さなアウトプットが、インターネットの巨大な潮流に乗り、どこかの誰かと結びつき、何かしらの新しい価値を生み出す事を願ってやみません。

 さて、現時刻、おそらく日本においてはインターネットを使って「wwww」が大量に付加された記事をインプットしている男性諸君の方が多いのではなかろうか。なにせパートナーのいない18歳から34歳の独身者は男性で7割、女性で6割なのです。ネットは個人と個人を24時間365日結びつけ、ますますプライベートがパブリックなものとなり、「消える」事が難しくなった時代ですから、ひとつのミスが命取りになりかねません。また交際に金がかかったり、結婚後の不幸などの体験談もいくらでも事例が紹介されています。でも、交際はしたいけど結婚はしたいという人は多いようです。老後の孤独の恐ろしさというのは、現時点で孤独を感じているからこそ、イメージしやすいのかもしれません。

 相手に嫌われるかもしれないから行動できないという感覚は昔からあります。もともと"シャイ"(羞恥心)という感覚は、男女のコミュニケーションをこじらせ、ロマンスを生み出すための仕掛けでした。これによって男女は友情を育む以前にロマンスが生まれ、言葉では解決できない問題を解くためにセックスに至り子孫を残してきたのです。(黒川伊保子先生の「夫婦脳」を参照)しかしネットが普及したことでこのシャイの特性が悪い方向に増長されていると感じます。アドラー心理学的にいうと「やらない理由」をいくらでも探しやすくなっているネット社会は、シャイにとって快適な環境といえます。そして孤独を解消するコミュニティも整っています。ただそれはリアルコミュニケーションではないので、真の友情とはなりえないのです。友とは見返りを求めない価値提供ができる関係であり、深い絆とは濃密な時間をともに過ごした仲間との間に生まれます。ネットのコミュニティはGiveの大きさがあまりに小さすぎ、同じ時を過ごす時間も限られます。動画のコミュニケーションもこれからという段階であり、まだまだ深い絆を育むプラットフォームとしては発展途上です。残念ながら、一時的な欲求を満たすあまり前向きでない気晴らしが出来るだけです。

 大衆が生み出す文化の流れからいうと、2013年より2026年まではより尖ったものが志向される時代となるそうです。華やか&ゆるふわの時代が終わり、自尊心の時代になると黒川先生は表現されています。本質が求められるのです。画一的な女性像、草食系男子、ゆるいコミュニティのようなものは敬遠され、自己の強さ・主張・生き様が評価される時代になると考えられます。ネットも同じで、「消える」ことを志向するのではなく、強い想いを刻むようになると考えられます。攻殻機動隊の「個別の11人」のような存在が出て来て、まったく新しいネットコミュニティの形が提示される可能性があります。上述の様々な後ろ向きな問題は一掃されるかもしれません。そしてその潮流を生み出すのは、他ならぬ我々なのです。この激動の時代を、劇的な進歩を遂げるテクノロジーと掛け合わせて体験できる事を大変喜ばしく思います。さあ楽しもう!